メモリーズ・コーナー (2011)

取材のために神戸を訪ね歩くフランス人女性ジャーナリストと日本人通訳、現地で出会った寡黙な男性の交流を通して、阪神大震災から15年を経過した日本の姿を描き出すドラマ。出演は、デボラ・フランソワ、西島秀俊、阿部寛ほか。オドレイ・フーシェの監督デビュー作。

監督:オドレイ・フーシェ
出演:デボラ・フランソワ、西島秀俊、阿部寛、國村隼、倍賞美津子ほか

メモリーズ・コーナー (2011)のストーリー

フランス人ジャーナリストのアダ(デボラ・フランソワ)は、1995年に起きた阪神大震災の式典を取材するために神戸を訪れる。街は復興を遂げ、誰もがかつての悲劇と決別して豊かな暮らしを楽しんでいるかのようだ。通訳の岡部(西島秀俊)とともに、かつての被災者の家を訪ね歩くアダ。その前に、今でも後遺症に悩む寡黙な男、石田(阿部寛)が姿を現す。頑なな態度を見せる彼の心を開かせようとするアダだったが、岡部は彼が現世の男ではないと忠告。しかし不思議な石田の存在に魅せられた彼女は、取材にのめり込んでゆく。やがて、彼が幻であることを悟ったアダは、岡部の故郷・淡路島の美しい風景の中に、石田の記憶を見出してゆく……。

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